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鹿児島で注文住宅を建てる際に押さえておくべき保証と基礎知識を徹底解説。ハウスメーカー独自の保証内容や法律で定められた瑕疵担保責任、さらに設備保証の延長サービスについて、安心して家作りを進めるための重要な情報を詳しくご紹介します。
メーカーが独自に行っている保証は内装や設備などが対象となり、基礎構造部分(土台・柱など)は含まれません。床や壁の不具合においてはハウスメーカーが対応し、窓やキッチンなどの設備の不具合は各メーカーの保証で修理します。保証内容や期間は、メーカーによって異なります。
ハウスメーカーには法律で『瑕疵担保責任保証』が義務付けられています。『瑕疵』は住宅の欠陥を指し、以下の3種類があります。
地盤のゆがみや耐震性などの物理的な欠陥を指します。専門家の診断が必要な場合もあります。
元墓地などの精神的負担となる要素を指し、買い手に説明がなければ保証の対象です。
法律は地域環境や防災を考慮して基準を定めています。法的瑕疵は建築基準法に違反する状態を指し、売却や増築が制限される可能性があります。
ハウスメーカーの保証期間はメーカーによって異なります。床や建具などの保証期間が10年と設定されている場合もありますし、20年と設定されている場合もあります。
ですが、そのハウスメーカーが倒産すれば、保証は無効となります。そこで、ハウスメーカーが第三者の保証機関と契約しているかを確認することが重要です。
保証機関も絶対倒産しないわけではありませんが、ハウスメーカーより安定している可能性が高く、いざという時に対応してくれます。保証機関と契約している場合は、契約内容が住宅購入費にどう影響するかも確認しておきましょう。
住宅設備のメーカー保証とは、住宅設備機器のメーカーが提供する保証のことです。水回り設備や空調設備、キッチン・給湯設備など、住宅の多くの設備を対象としています。保証期間は一般的に1~2年程度で、この期間内に設備に不具合が発生した場合に保証が適用されます。
ただし、メーカー保証の期間が終了すると修理代金は全額自己負担となります。
延長保証は、メーカー保証を延長するサービスです。
上述したように設備には、通常1~2年の保証が付いています。これに加えて設備保証を利用すれば、設備が自然故障した場合でも、保証期間終了後も同等のサービスを受けられます。保証期間は、5年や10年、15年など、申込先によりさまざまです。
新築住宅の保証には、ハウスメーカー独自のものと法律で定められたものがあります。
ハウスメーカーの保証は内容がさまざまで、顧客満足度向上のために工夫されています。「住宅瑕疵担保履行法」により、基本的な保証期間は10年です。ハウスメーカーが「住宅瑕疵担保責任保険」に加入している場合は、保険料が価格に含まれるため、その内容と費用も確認が必要です。
このように、長期にわたる家の保証についても、しっかり確認しておくことが重要です。
鹿児島で、長く快適に暮らせる家を建てるなら耐久性、省エネ、バリアフリーなど、高い性能基準を満たたす「長期優良住宅」対応がポイント。
標準仕様で「長期優良住宅」が建てられる3社を、叶えたい暮らしのかたちにあわせて紹介します。
画像引用元:谷川建設 公式HP
(https://tanigawa-group.com/housing/works/archives/39)
画像引用元:ミサワホーム公式HP
(https://www.misawa.co.jp/kyosyo/)
画像引用元:丸和建設 公式HP
(https://www.maruwa-net.co.jp/portfolio/5930/)